「せっかく新卒カードを使って正社員で入社した会社。でもやめたいけどドブに捨てていいのか・・・。」と悩んでいませんか?
僕も障害者雇用枠の就活で50社落ちてようやく内定をもらえた会社だったので、新卒カードを捨てるかどうか本当に悩みました。
就活時に50社落ち続けた僕でも転職に向けた準備を念入りにしたことで、無事内定をもらえ転職する事ができました!
新卒カードを使って正社員で入社したけど転職すべきか悩んでいる障害者手帳持ちのあなたは、本記事を読むことで理想の働き方ができる転職をすることができるでしょう!
- 名前はちだっち。
- 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
- 2018年にを利用して就活成功!
- 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
- スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
- ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
新卒カードとは就職が有利になる切り札
まずは新卒カードの定義についておさらいです。
日本の就活は「新卒一括採用」が中心で新卒時はのぼしろ重視の採用になることがほとんどで、同じ能力値ならば新卒が有利になることがほとんど。
また障害者雇用でも新卒ならば正社員として雇用される可能性が高く、中途採用よりも好条件で内定をもらえます。
つまり新卒カードは最初で最後の切り札といっていいでしょう!
【意外と知らない】障害者雇用は新卒カードで人生が決まる
ここでかなり衝撃的なことを伝えます。
障碍者雇用枠では新卒カードで入社した会社でキャリアが決まってしまう可能性が高いです。
株式会社マイナビ(東京都千代田区)が、「マイナビ 2024年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)」として2022年11月にインターネット上で実施した調査結果になります。
- 文系男子529人
- 理系男子509人
- 文系女子1139人
- 計男女2767人
調査結果が以下のグラフになりますが約、70%の学生さんがファーストキャリアで人生が決まると回答してます。
インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加状況(提供画像)
僕も障害者雇用枠で働く中で、新卒カードで選んだ会社で人生が決まってるなと実感したことが以下になります。
それぞれ解説しますね!
①転職先の候補が減る
新卒カードが使えた学生時代と異なり転職先の候補が減る可能性があります。障
害者雇用枠は企業の本音として、法定雇用率を満たすために採用することがほとんどです。
年々法定雇用率の%が上がってきてるため求人数は増加傾向にありますが、法定雇用率を満たせばOKと考えている企業もあります。
なので障害のある方が退職したタイミングでしか求人を出さない企業もあり、候補が減る可能性大です。
②キャリアチェンジが難しい
新卒カードで人生が決まる理由として、キャリアチェンジが難しいという課題があるからです。
僕は前職で6年間事務職として働いてました。
ミイダスなどで適職診断をしてみた結果、事務職が向いてなかったんですよね。
なのでキャリアチェンジをするため、別の職種で応募してみたものの書類選考が通らない・・・。
企業側からすると前職の経験がある職種のほうが仕事を教える労力が少ないので、同じ条件ならば経験者を採用をするのは当然なんですよね・・・。
つまり新卒カードを利用して選んだ職種が今後のキャリアを決めるといっても過言ではないんです。
新卒カードを使って特に何も考えずに職種を選ぶと後悔しますね。
③出世の道が遠のく
障害者雇用枠で転職すると出世の道が遠のく場合があります。
僕の場合でお話しします。
僕は新卒で正社員雇用されたのでそのまま残れば昇給&ボーナスで生活基盤が安定してました。
一方障害者雇用で転職しあた会社は1年の契約社員雇用です。
障碍者雇用枠求人の8割ほどが契約社員からのスタートなので、条件が悪くなる可能性が高いんですよね・・・。
昇給はないですしボーナスは定額で少なめ。(ボーナスは月給の半分程度)
正社員へ再雇用されれば出世等のチャンスはありますが、少なくとも契約社員の期間がある以上新卒カードで入社した会社より遅れることは間違いないです。
出世に関する詳細は以下の記事で解説してます!
④転職したら成長機会が減る
新卒カードをどぶに捨てて転職すると成長機会が減るため、キャリアに大きく影響する可能性があります。
企業が中途を採用する思惑として、中途採用=経験があると考え方が強いです。
新卒ですと1年目研修など複数の研修が用意されてます。
なので会社側から成長機会を与えられてる状態なんですよね。
ただ新卒カードを捨てて転職すると本来受けられたはずの研修が受けられず、同じ2年目だとしても差が生まれてしまう場合があります。
なので新卒カードで入社した会社で研修等をすべて参加できてないと、今後のキャリアに影響する可能性が生まれます。
新卒カードを捨てるタイミングも見極めないと、
今後苦労する場合があるよ。
新卒カードをドブに捨てる前にすべき6つの事
新卒カードで入社する社員は会社からすると「期待度採用」であり、研修など成長できる機会を与えてくれます。
ただ新卒カードを手放すことで障碍者雇用ですと、契約社員雇用となり必要な研修を受けられない可能性が高いです。
なので本当に新卒カードをドブに捨てる覚悟でやめていいのかを、チェックする必要があります。
それぞれ詳しく解説しますね♪
①自分を深堀り
新卒カードをどぶに捨てる前に自分を深掘りしましょう!
というのも自分の事を理解してないとまた短期離職を繰り返す事に繋がるからです。
20代で短期離職を繰り返すと企業側も「またすぐ退職するんじゃないの?」と感じ内定を控えるリスクが高まります。→20代障害者雇用枠は転職回数が多いと不利?データをもとに実情を解説!
短期離職を繰り返し転職活動が不利にならないためにも自分を深掘りする事が大切ですよ!
- 八木仁平さんのやりたいことの探し方の本を読む
- ストレングスファインダーをやってみる
- 適職診断ツールを活用する
上記の3つは僕が新卒カードをどぶに捨てる前にやったことです!
僕は八木仁平さんの本を読んだ後自己理解プログラムに参加して、「好きな事・得意な事・大事な事」を過去の体験から深掘り。
その後ストレングスファインダーで自分の上位資質と下位資質を理解して適職を調査した。
という流れで自分を深掘りしました。
実際のスクショがこちら!
上記画像のように実際に自分を深掘りするための診断を転職前に実践しました!
適職診断ツールはミイダスがおすすめです!
- 自分に向き不向きの職種を診断してくれる
- 市場での価値を診断してくれる
- ストレスがかかりやすい場面を分析してくれる
市場診断は年収高めなので最低値を参考にしましょう!
算出された年収は高く出る場合が多いので、若干低く見積もることで市場価値を把握することができます
\ あなたの適職が分かる! /
②自分の強みを書き出す
自分の見直しが終われば次に自分の強みを書き出しましょう!
転職2.0という本では「ハッシュタグ」という表現をしてます。
例えばあなたがショートケーキについてSNSで検索するときハッシュタグを使って検索しますよね?
ハッシュタグを使うことでほしい情報だけをヒットさせて調べることができます。
企業側としても同じて求職者のハッシュタグ(強味)から欲しい人材をピックアップするんです。
強み(ハッシュタグ)が多ければ多いほどヒットしやすいので、
とにかく強みを洗い出しましょう!
やり方については以下の動画が参考になります!
自分の強みの書き出し方について
③キャリアプランを練る
次にキャリアプランを練りましょう。
キャラプランを練らないで転職すると、サラリーマン生活という長いマラソンを完走できないからです。
キャリアを考えない状態は言わばゴールと距離がわからないマラソンを走ってるのと同じ。
- 走る方向性が分からないため不安が続く
- 転職先で達成すべきゴールが分からないため迷いだす
キャリアを決めずに走り出すことで上記のような問題をまた繰り返すリスクがあります。
もしキャリアの見つけ方が分からなければ、キャリアコーチを受けて見つけ出すこともおすすめです!
キャリアコーチを利用することで、
- 客観的に足りない事を指摘してくれる
- 自分の深掘りができる
- 次にやるべき行動を教えてくれる
- コーチがモチベーターの役割を担う
上記のような事をサポートしてくれます。
1人でキャリアについて考える事が難しいあなたの味方ですよ。
僕は自己理解プログラムのコーチから実現手段を決める方法を一緒に考えてもらい、キャリアを考える事が出来ました!
キャリアコーチ色々あるのであなたと相性のよさそうなサービスを選びましょう!
④転職軸を決める
新卒カードを捨てる前にすべき事として転職軸を決めることです。
僕の場合は「成長を実感出来る会社に転職したい!」という軸がありました。
障碍者雇用枠なので年収はどの企業も横ばいで絶対的な軸ではなかったです。
また絶対に譲れない条件のほかに妥協できる条件も考えておきましょう!
絶対に譲れない条件と多少妥協できる条件が含まれている求人があった場合、判断にぶれなくするためです。
転職軸の考え方については以下の動画が分かりやすいのでぜひ参考にしてみてください!
障害者雇用枠の新卒カードを捨てる時に気を付けるべき事3選
障碍者雇用枠の新卒カードを捨てて転職する前に気を付けるべき事が3つあります。
それぞれ詳しく解説します!
①失業手当がもらえるか確認
まず新卒カードを捨てる前に失業手当がもらえるかどうか確認しましょう!
失業手当を受けるためには雇用保険の加入期間で決まります!
障害があり特定受給資格者や特定理由離職者に当てはまれば期間がかくなり、離職日以前1年間で6カ月以上あれば失業手当を受け取れます!
被保険者期間 | 1年未満 | 1年以上5年未満 | 5年以上10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 |
45歳未満 | 150日 | 300日 | 300日 | 300日 |
退職後1年間で6か月の雇用保険期間があれば、
失業手当を受け取れます!
最低でも6か月間は今の会社で働くといいでしょう。
②退職後の空白期間に気を付ける
新卒カードを捨ててから空白期間が長くなりすぎないようにしましょう!
長くなると企業側は「仕事感覚が失われているのでは?」と判断して内定がもらいにくくなる可能性があります。
ただボクは退職後8か月後でも内定をもらえてるので、1年以上過ぎなければ問題ないというのが実体験から言えることです。
退職後のブランク期間に関する情報は以下の記事で解説してるので参考にしてみてね。
③退職するタイミングか冷静に考える
最後に気を付けるべき事として退職するタイミングを冷静に考える事です。
新卒カードを捨てて退職を決意するのは一時の出来事で感情的になって行動してる場合があります。
僕は前職を退職した経緯として社内ニート化状態になり、
感情的になって退職しました。
結果的にはよかったものの後先考えずに行動すると、転職先が見つからないで詰む可能性だってあります。
先ほど紹介した失業手当の条件に満たしているか?転職に向けて事前準備は大丈夫なのか冷静に考えてから、再度転職を決断するようにしましょう!
転職成功するための4STEP
ここからは新卒カードを捨てて転職する場合の4STEPを紹介します!
障害に特化した転職エージェントに登録しましょう!
障碍者雇用枠求人は一般求人と違い、求人件数が少なく個人で探すには時間と手間がかかります。
転職エージェントを活用すれば担当者がヒアリングしてくれて希望条件に近い求人を紹介してくれますよ!
おすすめの転職エージェントはアットジーピー【atGP】とランスタッドになります。
この2つを登録しておけばOKです!そのほかの転職エージェントは以下の記事を参考にしてください。
→【身体障害当事者】障害者におすすめの転職エージェント10社比較!評判や口コミも紹介!
転職エージェント側で紹介される求人はブラック企業の比率は少ないです。
ブラック企業を紹介する事で他社の転職エージェントに乗り換えされるからですね。
とはいえ自分自身でしっかり調べておくとより安心です。
ブラック企業の見極め方は障害者雇用枠でのブラック企業は存在する?10個の見極め方をマスターしよう!で解説してます。自分でブラック企業ではないか確認しましょう!
企業へ提出する履歴書・職務経歴書などの書類を作成しましょう!
転職エージェントを利用すれば担当者が添削してくれるので、80点のクオリティになるはずです。
ただライバルも転職エージェントの担当者から添削を受けるので差別化が難しいです。
残り20点を達成するためのか書き方は以下の記事で解説してるので参考にしてください。
最後に面接対策です。
面接対策も転職エージェントの担当者が練習に付き合ってくれます。
不安なら模擬面接対策をお願いしましょう。
ボクも面接前にエージェント担当者とZOOMで模擬面接をしてアドバイスをもらいました。
企業面接で重要なポイントについて以下の記事で解説してるので参考にしてください。
【体験談】障害者雇用の新卒カードを捨てて分かった事
新卒カードを捨てて転職したからこそ分かった事を紹介します!
僕が転職して気づけたことが以下になります。
- 前職の良かった点が分かった
- 自分の至らない点が分かった
- 転職することで成長することができた
- 転職の方が内定をもらえるハードルが低かった
まとめると上記になりますね。
「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがあるように、新卒カードで入社した会社にしかいないと逆に会社の良さって気づけないんですよね。
あと。やめる事ばかり考えるといい面が見えなくなり悪いところばかり気づくようになります。
また会社を辞める事によって前職での給料面などの良さに気づかされました。
とはいえ転職しての後悔はないんですけどね。
就活時に50社以上落ち続けていたので転職はどうせ無理というイメージがありましたが誤解でしたね。
退職後6か月は転職活動をせず休んでましたが、2か月の転職活動で内定がもらえてるので、僕が想像していたほど障害者転職の難易度は高くありませんでした。
確かに転職する決断は不安や恐怖があるかもしれませんが、「失業手当は健常者よりも優遇されているので心配しすぎなくても大丈夫だよ!」というのが実際新卒カードを捨てた僕の実体験でした。
まとめ新卒カードをドブに捨ててもなんとかなる!
最後にまとめます。
本記事では障害者雇用枠での新卒カードを捨ててる前に、やるべきことと注意点について解説しました。
転職と聞くとっ内定までのハードルが高いというイメージがあるかもしれませんが、実際転職活動をしてみるとすんなり内定をもらうことが僕はできました。
また年々法定雇用率が引き上げされているので障害者雇用枠の募集が増えています。
大手大企業への転職できる可能性も!
もし今の仕事にやりがいがないという感情が強いならば、転職も検討することをおすすめします!
まず最初のアクションとして以下の転職エージェントに登録しておくといいでしょう。
おすすめ度1位atGP
おすすめ度2位ランスタッド
- 登録と利用は完全無料!
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