「障害を知られたくないからクローズ就労で働きたいけどばれないのかな?」と気になりませんでしたか?
僕も弱視の障害がある当事者として障害を隠して働こうと考えた事があるので、障害を知られたくない気持ちはよくわかります。
結論として障害を隠して働くクローズ就労は結局バレる可能性が高いのでおすすめしません。
本記事ではクローズ就労がばれる4つの理由と、おすすめの転職方法について解説します!
以下の動画も参考になるので記事を読み進める前に確認しておきましょう!
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オープン就労とクローズ就労の違いを解説!
まずはオープン就労とクローズ就労それぞれの違いについて解説します。
以下の動画が参考になるので動画形式で確認したいあなたはご覧ください!
オープン就労とクローズ就労の違いが分かる動画
クローズ就労とは障害を隠して働く方法
クローズ 就労とは障害がある事を会社に伝えず、一般雇用枠で働く方法になります。
一般雇用枠では障碍者雇用とは異なり条件面は健常者と同じとなる為、選択できる職種や給料面で対等に働きたい人は、クローズ就労で働く人が多いです。
オープン就労は障害を公開して働く方法
オープン就労はクローズ就労とは逆で。自分自身の障害を公開して障害者雇用枠で働く方法になります。
障害があることをオープンにして働くので、合理的な配慮を企業から受けて働くことが可能です。
クローズ就労がばれる4つのきっかけ
クローズ就労(障害を公開せず一般就労)をするとなぜ会社にばれるのか?
ばれるきっかけを4つご紹介します!
クローズ就労で働く人は「障害を隠しきれる」と思いがちですが、気づかれてしまうきっかけが4つと多いです。
嘘つくと話が嚙み合わなくなる為僕はおすすめしません。
それぞれ詳細を解説しますね♪
①年末調整
会社で12月に行われる年末調整で障害がある事がばれるリスクがあります。
というのも障害がある場合障害者控除をすることがほとんどです。
障害者控除をすれば所得税や住民税の減税が出来ます。
しかし年末調整で障害者控除を申請するには、障害者手帳の提出が必要です。
障害者控除を申請しなければばれる事はないですが、控除が使えないデメリットのほうが大きくなります。
なので障害者控除を申請する年末調整で障害を隠していても100%ばれます。
②健康診断の結果
健康診断の結果で障害がある事がばれる可能性があります。
健康診断の結果はあなたへの通知の他に、会社側でも診断結果のお知らせが届くんですよね・・・。
そのタイミングで健康上の異常がある場合ばれる可能性が高いです。
僕は視覚障害があり視力検査の機械では測定ができません。
なので診断結果では測定不能でばれます。
このように診断結果から推測されて障害がある事がばれるので、クローズ就労はおすすめできないですね。
③体調不良で休職
体調不良で休職すると障害がある事がばれる可能性があります。
精神障害の場合一度薬を飲んで治療したとしても環境が変わり、再発する可能性が0ではありません。
体調不良で休職をするには医者からの診断書を会社に提出する必要があります。
そのタイミングで遅かれ早かれ障害があった事が会社にばれますね。
事例としてたぐさんという方もうつ病がありながらも面接時に病気について聞かれなかった為、一般雇用枠で入社。
その後仕事のミスでストレスに繋がりうつが再発。
そのタイミングでうつ病である事を上司に伝えたそうです。
では、なぜ、“バレた”のかというと、僕の場合は、仕事で体調を崩し、会社に出勤することができなくなってしまったからです。
クローズ就労が会社にバレた体験談と、退職して学んだ教訓を紹介
障害が完治したように思えても再発してバレるリスクがあるので、
クローズ就労はおすすめできないですね。
④周囲に気づかれる
周囲に気づかれて障害がばれる事があります。
あなたは普通に働けていると思っていても、些細な異変や行動で「もしかしたらあの人・・・」とばれてしまう事が多いです。
僕の例で話すと僕は弱視の身体障害持ちでモニターと顔の位置が健常者と比べ近いです。
なので障害を伝えていなくても「ちだっちさん。モニターと顔の位置近いですよね?」と勘づかれてばれる事が多いですね。
隠していてもストレスになるので、
僕はその時に障害がある事を伝えてます。
障害を隠しきれず伝えるよりは先に伝えるクローズ就労の方が、余計なストレスがないのでおすすめですね。
クローズ就労は迷惑をかけ辛くなるリスクあり
クローズ就労は一般雇用枠と同じ条件で働けるので、給料や待遇面から クローズ 就労を選ぶ人は一定数います。
ただ僕はおすすめしません。
というのもクローズ 就労は周囲に迷惑をかけて辛くなって、退職するリスクが高まるからです。
障害者雇用の現状等 平成29年 厚生労働省
上記の表(一般求人障害非開示)では職務定着率が3カ月で52.2%。1年で30.8%。1年以内の離職率で考えると約70%が辞めている事になります。
100人で考えると1年で70人が辞める計算なので少ないとは言えない人数です。
短期間で辞める理由までは記載がなかったのですが、理由としては一般雇用枠で働くと健常者と同じ働き方を求められても体力的・精神的に辛くなり辞める リスクが高まるからです。
また障害を隠して働くことによって業務面で同僚や 部内で迷惑をかける事が増え、申し訳なくなって辞めるケースもあるでしょう。
厚生労働省のデータから見ても オープン就労で働く方が、
長期的に働け おすすめです!
クローズ就労で働けなくなるとクビになる可能性がある
障害を隠してクローズ就労をする事は違法ではありません。
ばれたから退職になるという事はまずないです。
しかしクローズ就労に限らずですが、障害の影響で長期的に働けなくなると普通解雇になるリスクがあります。
詳細は以下の記事で解説してます。
【比較】クローズ就労とオープン就労どっちがおすすめか?
ここからはクローズ就労で一般雇用で働くか、オープン就労で障害者雇用枠で働くか。
結局どっちがおすすめなのかについて、それぞれのメリットデメリットを表でまとめました!
クローズ就労のメリット | オープン就労のメリット |
---|---|
大企業から内定がもらいやすい 契約から正社員へ雇用される場合がある 仕事の負荷が少ない仕事を任せられる 長期的に働ける可能性が高い サポートの支援がある 合理的配慮がある 休暇が取得しやすい | 障害者枠よりも求人が豊富 正社員雇用で給料が障害者枠より高い キャリアアップが見込める |
クローズ就労のデメリット | オープン就労のデメリット |
---|---|
給料が低く生活が安定しない 単調業務が多く成長が見込めない 業務量が少なく社内ニートになる | 定着率が低く生活が安定しない 結果を出さなければならず辛い 休暇取得の優遇がない |
上記の表がオープン就労・クローズ就労のメリットデメリットです。
上記を踏まえて僕はオープン就労で働く事をおすすめします!
結局のところ障害者がオープン就労で働くメリットは、「キャリアアップが見込める」くらいしかないんですよね・・・。
クローズ就労の障害者雇用枠は契約社員スタートのケースが多いですが、長期間働ける見込みがあれば正社員への再雇用される場合が多いです。
給料面の格差も最小限になります。
また障害者雇用枠で転職をする場合、一般雇用枠よりも大手企業から内定をもらえる可能性が高いです。
なぜクローズ就労での転職では大企業から内定がもらいやすいのかは、下記記事で解説してます!
クローズからオープン就労に転職するならエージェントを使うべし!
クローズ就労からオープン就労に転職したい場合は、障害に特化した転職エージェントを利用しましょう!
一般雇用転職と異なる点として、障害者雇用を実施してる企業を探すのが大変な場合が多いです。
やみくもに障害者雇用枠を実施してる会社を探すと、時間と労力を無駄にしてしまいます。
なので障害者雇用枠で転職活動をするなら、障害者雇用を紹介してくれる転職エージェントを活用しましょう!
障害者雇用枠に特化した転職エージェントでは障害者雇用枠を実施している会社のみを紹介してくれる為、企業探しの時間を短縮する事が出来ますよ。
また転職エージェントを活用する事で以下のサービスも無料で利用可能です。
- 障害者転職市場について教えてくれる
- 履歴書や職務経歴書の添削してくれる
- 自己PR内容の添削をしてくれる
- 応募企業への推薦状を書いてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 面接等の日程調整を対応してくれる
- 面接後企業へ追加のフォローをしてくれる
転職エージェントを活用すればあなたの強い味方になってくれます!
僕も転職時にアットジーピー【atGP】を利用して内定をもらいました!
おすすめの転職エージェントは以下の3つです!
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評判のいい口コミ | 評判の悪い口コミ |
---|---|
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クローズ就労に関する質問と回答
- クローズ就労でトラブルになるケースはありますか?
-
以下の動画で病気を隠して働いた結果企業とトラブルに発展したケースが紹介されてます。
クローズ就労でトラブルになった事例- うつ病を隠して働き体力的につらくなり突然退職
- 適応障害であることを相談せず仕事に慣れず退職
- 学習障害がありつつもクローズ就労を強制されトラブル
上記のようにクローズ就労で働き続けた結果、会社とトラブルごとになるリスクが高くなります。
- クローズ就労で働く場合空白期間が長いと転職できませんか?
-
一般的に3カ月間空白期間があると不利と言われてます。
ただ僕は前職を辞めてから8カ月間の空白期間がありましたが、障害者雇用枠で内定をいただきました。
空白期間については空白期間に関する詳細は【障害者雇用】20代は退職後のブランク期間が長いと転職に不利?結論あまり心配いらないで解説してます! - クローズ就労で働き続けるのはつらいでしょうか?
-
ヤフー知恵袋情報にはなりますがクローズ就労が辛かったという体験談がありました。
クローズでの就職は大変です。主に体力が。
ヤフー知恵袋
仕事内容と職場環境はいい所だったんですがきつかったです。
配慮がないのでとにかく何でもやらないといけないのでしんどいです。クローズ就労の場合合理的配慮が無い為、つらいと感じる人が多いです。
なので僕は障害を公開して働くオープン就労をおすすめします!
まとめクローズ就労よりオープン就労の方が働きやすい!
最後にまとめます!
本記事ではクローズ就労はばれる4つの理由について解説しました!
一般雇用枠で働くクローズ就労は健康診断や年末調整時にばれる可能性が高く、隠しきるのは至難の業です。
また1年以内の離職率が70%と高く生活が安定しない為おすすめしません。
障害を公開するオープン就労では合理的配慮をしてもらえる為、長期間働く事も可能です!
クローズ就労からオープン就労への転職を検討してるあなたは今のうちに、障害に特化した転職エージェントに登録しておきましょう♪
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