「障害者雇用で新たなスタートを切りたいけれど、年齢がネックになるのではないか…」そんな不安を抱えていませんか?
特に40代、50代、60代と年齢を重ねるごとに、「未経験の職種は難しいのでは」「若い人が優先されるのでは」といった悩みが増えるものです。
実際、企業は法定雇用率を達成するために幅広い年齢層の障害者を採用していますが、現場では年齢を理由にハードルを感じる方も少なくありません。
本記事では、障害者雇用の現状や、年齢別転職の成功法則、おすすめのエージェント、就労支援サービスについてご紹介します!
記事を読めば、あなたの年齢や障害特性に合った職場探しに、
一歩踏み出せるはずですよ!
- 名前はちだっち。
- 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
- 2018年にを利用して就活成功!
- 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
- スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
- ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
結論!障害者雇用に法的な年齢制限はない
結論として障害者雇用でも年齢制限はないです。
一般雇用と同様に定年は法律で統一的に定められており、「障害者雇用だから」といって年齢制限される事はありません。
高齢者雇用安定法により、60歳未満の定年は認められておらず、企業の規定に従った就労が可能です。
また障害者雇用に限らず平成19年10月から年齢制限の禁止が義務化されてます。
雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。引用:募集・採用における年齢制限禁止について |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
法的には年齢制限を気にしなくてOKです!
60歳以上だと就職率も下がり実質年齢制限がある
法的な年齢制限はありませんが、60歳以上になると就職率が減り実質的な年齢制限があるんです。
厚生労働省の28年度年齢別就職件数割合比較の情報を確認すると、60歳以上の就職件数が10%を割っている事が分かります。
https://www.nivr.jeed.go.jp/research/report/shiryou/p8ocur00000013fn-att/shiryou64.pdf
また企業側が障害者雇用を以下のように捉えている事もあり、年齢が上がると難しい現実があります。
- 若い人材を求める:法定雇用率を長く維持したい
- 年齢区別:職種によって雇う人材年齢を決めている
- 企業側の問題:障害者雇用に積極的でない企業が多い
法的な年齢制限はないものの、
条件が厳しくなることを知っておきましょう。
なので年収300万円以上で働きたい場合には30代に契約社員から無期雇用転換。
もしくは正社員登用として働き続ける事をおすすめします。
もし年収にこだわりがなければアルバイトやパート勤務として働く事を検討しましょう。
年齢が上がると障害者雇用就職が難しい理由
年齢が上がるにつれて障害者雇用枠の就職が難しくなるのは、企業側が以下の事を望んでいるから。
- 企業側は法定雇用率を長く維持したい
- 長期的なキャリアを見込んで採用してる
- 経験値が逆に敬遠されがち(こだわりが強い人は採用したくない)
- 組織バランスとのミスマッチ(年齢層が若い会社は雇われにくい)
- 希望する条件での求人がない
上記の理由から企業側は年齢が高い人を採用を控える傾向があるんです。
とはいえ年齢を逆戻りする事はできません。
出来る対策としては「謙虚な気持ち。心機一転で取り組める事」を面接時でアピールする事です。
すると企業があwからすると年齢が高くても組織に馴染めると判断してくれる可能性がアップします。
過去の経験値にこだわりすぎない事が秘訣です!
安心材料 障害者雇用枠は年々拡大中
「年齢が上がると就職が難しいのか・・・」と感じてしまったあなたに朗報です。
障害者雇用枠は年々%が上がっていて内定のチャンスは拡大中って事知ってましたか?
障害者雇用は従業員が43.5人以上の企業は義務になっていて下記の通り枠自体は伸びてます。
引用:厚生労働省「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」
平成14年から令和4年までですと障害者数と実雇用率ともに伸びてます。
つまり障害者雇用枠が増えているだけでなくて、それに見合って採用されている証拠です。
法定雇用率は下記表の通り年々%が上がっているので枠が増え大企業への就職チャンスもアップ中!
現行 | 2024年4月以降 | 2026年7月以降 | |
法定雇用率 | 2.3% | 2.5% | 2.7% |
対象となる事業主の範囲 | 従業員43.5人以上 | 従業員40人以上 | 従業員37.5人以上 |
また企業の半数しか法定雇用率を達成してないんです。
障害者雇用枠の席は十分にあるって事ですよ!
障害者雇用枠で転職活動を成功させる4つのコツ
障害者雇用枠転職を成功させる4つのコツをご紹介します!
①エージェントを活用
障害者雇用枠の転職を成功させる為にはエージェントを活用する事をお勧めします。
エージェントを活用すれば転職に関する下記のサポートを受けることが出来るからです。
もちろんハローワークでも求人を紹介してもらう事は可能です。
ただ企業側が無料で利用できることからブラック企業求人が多いと評判・・・。
Xで調査したところあまりハローワーク経由はオススメできないという意見が多数でした。
障害のある方で体験がある方に質問です。
— ちだっち@2度目の障害者転職をする人 (@chidach0) December 29, 2024
ハローワーク経由での就職&転職はオススメですか?#障害者雇用 #ハローワーク
エージェントを使えばある程度企業の厳選をしてるためブラック企業を引き当てるリスクも、最小限にすることができますよ!実
僕は就活&転職ではatGPというエージェントを活用してます。
お勧めのエージェントは→障がい者転職におすすめの転職エージェントでご紹介します。
②就労移行支援を活用
もし退職後のブランク期間が長いせいで就職先が見つからない状態ならば、就労移行支援を活用するのもオススメ!
就労移行支援を活用する事でPCの学習。生活リズムの改善。障害理解のためのワーク。模擬就労。などのサポートを受けることが可能です。ま
た就労移行支援によっては企業の求人を紹介してくれる事業所もあります。
年齢が50代でも就労移行支援経由で正社員登用になる人も多くオススメです!
オススメな就労移行支援は→障がい者転職におすすめの就労支援サービスでご紹介します。
③スケジュール管理
障害者雇用転職ではスケジュール管理が重要です。
というのも長期化する可能性があるから。
僕もそうでしたが障害がある事で健常者よりも何かと時間がかかります。
僕は弱視なので履歴書や職務経歴書の作成と、
チェックとでどうしても時間がかかるんですよね。
僕は20代の転職で2か月程度でしたが、年齢が上がると書類選考が通らないで長期化する可能性大です。
40代以上の転職では半年程度かかると見越して転職活動のプランを考えておくとよいでしょう!
転職活動の流れは下記記事でご紹介してます。
④自己理解を深める
これから障害者雇用枠の転職を成功させるなら自己理解を深める必要があります。
特に障害者の場合。通常の適性検査や性格分析の他に障害への理解も深める必要があるんです。
結局自分がないが出来て何をやりたいのかを明確にしておかないと、また同じ事を繰り返す原因にもなります。
20代ならば転職チャンスはありますが年齢を重ねるたびに何度も上がるのでオススメしません。
「とはいえどうやって自己理解すればいいのか・・・」と思ったあなた。
僕がオススメしたいのがミイダスの自己分析ツールです。
ミイダスでは職務適正検査の他にも認知の傾向が分かる診断も可能です。
障害によって思考の癖に偏りがある場合もあり自分では気づきにくい事も・・・。
そんな時にミイダスの診断を利用すれば自分自身の理解にも繋がりオススメ!
僕が実際にミイダスを利用した体験談記事が下記になります。
年齢別障害者雇用転職の成功法則
年齢別で転職の成功法則をご紹介します!
未経験者
今まで就職を一度も経験したことがない人は正直難易度は高いです。
「じゃあ一生仕事をすることができないのか?」とあなたは感じたかもしれません。
でも安心してください。
もし1度も就労経験がない場合は就労移行支援を活用しましょう!
就労移行支援では就労に向けたサポートが充実してます。
また就職率が80%を超える事業所もあるんです。
就職活動を続けるよりも確実に仕事をゲットできる可能性が高いのでオススメ!
おすすめの就労移行支援サービスは→でご紹介します。
20代~30代
20~30代での転職では「スキルや経験」よりも「長期で働ける人材であるか?」を企業が見てます。
企業の本音として法定雇用率を長く維持したいという考え方があるからです。
なので前職で1年以上安定的に働いた実績があれば2か月程度で内定が決まるはず。
実際僕は前職で約5年働き退職後半年間休暇したのち、
転職活動をしても内定がもらえてます。
また20代だと最低限のビジネスマナーがあればOK!
マナーを証明する方法として秘書検定2級を持っておくと多少有利に働きますよ!
もちろん僕は秘書検定2級取得者です。
40~50代
40代から50代で転職を成功あせるコツは人柄の良さです。
障害者雇用で働くと上司よりも年齢が上だけど役職はしたというケースが多々あります。
にも関わらず年齢が上だからという理由で横柄な態度だと、上司はやりにくいわけです。
なので今までの経験値があったとしても謙虚な気持ちが大事!
面接から人柄のよさそうな雰囲気を出すようにしましょう!
以下の動画も参考になります!
シニア
年齢が60歳以上のシニアの方は正直会社員として働くのはむずか難しいです。
定年があるから。ただこのご時世。
「年金だけでは生活できないから働きたい・・・。」とあなたは思ってるはず!
そんな場合はアルバイトやパートで働く事を目指しましょう!
タウンワークでは障害を抱える方でも働ける求人が多数あります。
週3日4時間勤務といった感じ絵フルタイムじゃないけれど働く方法はありますよ!
以下からタウンワークに登録できるので探してみてください。
障がい者転職におすすめの転職エージェント
障がい者転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
アットジーピー【atGP】
- 業界唯一のスカウト機能が使える!
- 登録と利用は完全無料!
- 無料で履歴書&職務経歴書の添削がある!
- 在宅勤務求人も豊富!
- レスポンスが早くて安心!
- 非公開求人が豊富にある!
評判のいい口コミ | 評判の悪い口コミ |
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履歴書の添削をしてもらえた 在宅勤務が可能な求人を紹介 質問に対する返信が早くて安心 非公開求人も充実 応募企業に合わせた面接対策 | ほしい 電話やオンライン面談を増やして 地方求人が少なく感じた 自分が希望する職種や業界の求人がない 転職までの展開が早すぎると感じた |
僕が就活&転職で2社内定がもらえた一押しエージェントです!
ランスタッドチャレンジド
- 登録と利用は完全無料!
- 転職者の希望に企業が合わせる完全オーダーメイド型
- 世界中で総合人材サービスを展開!信頼感・安心感・満足感がある!
- 大手大企業・優良企業の求人数が多い!
- 利用者約60%が年収300万円以上の企業へ転職!
- 年収・キャリアアップ転職が可能なエージェント
評判のいい口コミ | 評判の悪い口コミ |
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障害特性に合わせた求人を教えてくれる 転職希望ならば無料でサービスを使える 志望動機や面接対策が充実 企業側への日程調整を代行 企業へあなたの魅力を伝えてくれる 企業へ条件交渉を代行 内定後サポートが充実 | 希望する条件の求人がない場合がある 担当者との相性がカギを握ってしまう 自分のペースでの転職活動は難しい |
dodaチャレンジ
- 登録と利用は無料!
- 障害のある方の転職実績が豊富
- 公開求人数は1,200件以上(非公開求人数も多数)
- 障害者の就職・転職エージェントを始めて20年以上!
- 大企業・優良企業の正社員求人が豊富!
- 障害特性別のアドバイザーがキャリア相談してくれる
評判のいい口コミ | 評判の悪い口コミ |
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アドバイザーが障害特性を把握 希望に沿った求人を紹介してくれた アドバイザーから転職の悩みを相談した おすすめ求人をメールで案内してくれる 地方求人が豊富にある | 連絡が遅い時があって心配になった 希望する求人を見つけるのが難しい マッチしない求人を紹介された |
障がい者転職におすすめの就労支援サービス
障がい者の転職におすすめの就労支援サービスを紹介します。
【atGPジョブトレ】
- 事務職の就職率94.5%と高い!
- 5つの障がいに特化してて安心!
- 障がい者のための就労移行支援
評判のいい口コミ | 評判の悪い口コミ |
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無料でサービスが使えた! 障害特性を理解できる! atGPから求人紹介してもらえる! 認知行動療法が実生活で役に立つ! 職業訓練が出来てよかった | 職員の態度が横柄に感じる事があった 職員と馬が合わずに早期で利用を辞めた |
ミラトレ
- 職場定着率は97.5%
- 就職率が95%と高い
- 早い時期に就職可能
- 利用者の満足度が高い
- 就職先の業種・職種が豊富
- 各障害の受け入れ実績多数
- 幅広い年齢層が利用してる
いい評判と口コミ | 悪い評判と口コミ |
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支援員が丁寧な対応だった 実践的な講座内容だと感じた 他の就労移行支援と比べ一番良かった | 利用者に緊張感がない カリキュラムが未就労者向け 体験利用で気分を害した |
ココルポート
- 交通費支援がある
- ランチ支援がある
- カリキュラムが豊富
- カリキュラムを選択できる
- 企業とのコネクションが多い
- 余暇プログラムが充実
いい口コミ | 悪い口コミ |
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ランチ支援がある 交通費支援がある 講座が豊富にある 就労後支援が充実 | 専門スキルが学べない 支援員の対応に不満 担当員がすぐに変わる |
障がい者雇用に関する質問
- 障害者雇用の対象は誰ですか?
-
障害者雇用枠の対象となる方は以下の通りです。
- 身体障がい者手帳をもつ方
- 精神障がい者保健福祉手帳をもつ方
- 療育手帳をもつ方スト
ちだっち障害がある事を証明する手帳がないと障害者雇用枠として働けません。
- 50歳以上だと就職は難しいですか?
-
50歳以上だと若干難易度が高くなる傾向です。
しかし求人数で言えば20代と同等の数があります。
50代で障害者雇用枠を目指すなら関わりやすい雰囲気を面接時からアピールすると、内定のチャンスが広がりますよ。
まとめ 年齢が高くても障害者雇用求人はある
本記事では障害者雇用枠では年齢制限はあるのか?年齢別の転職成功法則について解説しました!
- 障害者雇用に法的な年齢制限はない
- 60歳以上では就職率が低下する傾向がある
- エージェントや就労移行支援の活用が成功の鍵
- 障害者雇用枠は年々拡大している
- 企業が求める「人柄」や「適応力」を重視しよう
年齢に関係なく、障害者雇用での成功は自己理解とサポート活用がポイントです。
適切な準備と姿勢で、より良い就職先を見つけましょう。
まずはエージェントや就労移行支援を利用して、無料でプロのサポートを受けてみましょう!
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