- 障害者雇用枠採用ではブランク期間は転職にどれくらい影響する?
- 企業側がブランク期間で合否を判断するのはどんな時?
- 退職後のブランク期間がある場合の面接対策を知りたい!
スキル無し・学歴無し・経験不足・ブランク7カ月間の僕でも、
転職エージェントを活用して再就職出来ました!
僕は2023年2月に退職をして約7カ月間の空白期間はあって、転職できるかどうか不安でした。でも転職エージェントを活用して転職に臨んだら、3カ月程度で内定をゲットしてます!
仮にブランク期間があたっとしてもこの記事で紹介してる対策を実践すれば、特に問題なく次の会社へ転職することが可能ででしょう!
- 障害者雇用での転職で空白期間がある事のデメリットを把握出来る!
- 退職後空白期間がある場合の対策について理解することが出来る!
記事の前半では20代で退職後ブランク期間が長いと本当に転職に不利なのか?記事後半ではもし仮に退職後ブランク期間が長い場合の対処法について解説するので、最後までお見逃しなく!
- 名前はちだっち。
- 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
- 2018年にを利用して就活成功!
- 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
- スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
- ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
【20代の障害者雇用】ブランクの期間って転職にどれくらい影響する?
僕もそうでしたが「退職後に何もしてない空白期間があると、転職活動に響くのではないか?」と極端に考え過ぎている可能性があります。
障害者雇用の場合、「そもそも体調不良によって会社を辞めてからも治療の必要で休んでいたんだな」と面接官も理解してくれるケースがほとんどです。
逆にこの部分を理解できない会社は障害者採用に理解が乏しい可能性があり、仮に転職できたとしてもまた病気をぶり返す可能性がある会社ですね。
企業は退職からのブランクだけじゃなくて、転職回数の多さも含めて判断している事がほとんどです。というのもブランク期間と転職回数が多いという事は、「また体調不良を引き起こしてうちの会社もすぐに辞めてしまうのでは?」と判断するからですね。
企業側の立場からすると採用人数や予算はあらかじめ決められている状態で、「障害者採用の方が入社して3カ月で休職したからまた採用するか・・・。」という事が出来ないわけす。
せっかく採用してもちゃんと働ける状態じゃない人を、雇うリスクを持ちたくないってことですね。なのでブランク期間が長いから採用を拒まれるのではなく、「採用後ある程度継続的に働ける状態の人か?」を特に障害者雇用枠も場合比重が大きいです。
退職後のブランク期間と転職回数の多さで、
企業は線引きしていると覚えておきましょう!
【意外な事実】20代の障害雇用枠採用はまだ伸びしろで採用される事が多い
僕は人事課として転職先の会社で働いているからこそ情報をゲットできるのですが、20代の障害者雇用枠採用はぶっちゃけ伸びしろ採用である可能性が高いです。
実際僕の場合は現在人事と総務両方を担当する(雑務の便利屋的役割です)部署ですが、採用決定時に両方の部署で仕事の役割分担の選定が行われていたました。
そのデータを見るに「ちだっちさんはまだ経験やスキルが未知数である為今後の成長度に合わせて業務を再度検討」との記載がありました。
健常者の転職では「前職での経験やスキル」が採用の合否に直結しますが、障害者雇用の場合は今後の伸びしろを期待されている可能性があるので転職に躊躇することはないのかなと思います。
そもそも先天性の障害がある場合はどうしても健常者と比べて、作業スピードや能力において差があるので企業側としても超即戦力として採用はしてません。障害者の法定雇用率を満たす意味合いがやはり強いのです。
なので採用側としても障害者雇用枠での採用では即戦力よりも、長期的に働いてもらる可能性がある人や、遅いペースでも伸びしろが期待出来る人を採用をする場合が高いですね。
体験からも思いますが、20代の障害者雇用はさほどスキルや経験を求められないので安心してだ丈夫ですよ!
【知って損なし!】ブランク期間で合否判断するのは書類選考の場合!
20代の障害者雇用枠ではブランク期間で合否判断されるタイミングとして、一番多いのが書類選考のタイミングです。というのもブランク期間が長さがNGの場合履歴書を見て判断できるからですね。
実際障害者雇用の書類通過率は高くても10%ほどと言われてます。大体10社に書類を送って1社と面接できるかぐらいということです。
そもそも退職後のブランク期間がNGな会社があえてブランク期間が長い人と、時間と面接官の時間を作って面接をするという無駄な時間を作るはずがありません。
普通ならばブランク期間が長いと書類選考は通過しないのですが、
僕のレアケースがあったのでご紹介します。
【体験談】ただ稀にブランク期間が長くても書類選考を通過する事がある
僕自身転職活動後5社ほど1次面接をしました。4社は特にブランク期間に関しても質問がなかったのですが、1社だけブランク期間をグイグイ質問で責めされましたね・・・。
- 退職後空白期間長すぎるけど何やってたの?
- 転職活動してたという事だけど何社書類選考してるの?
- ブランク期間を考えると書類選考の数少なくない?
- 一次面接何社通過したの?うちは何社目?
記憶にあるだけでこれくらいですね。もっとあったと思います・・・。
だんだんと高圧的な態度になってきたので正直なところ面接を受けているときに、
もう辞退するので帰っていいですかね・・・?
と言いたくなったほどでしたね・・・。もちろん内定はもらえませんでした。
きっと会社としては「ブランク期間長いからきっと訳ありなやつなんじゃないのか?」という事を面接で判断したくてブランク期間の理由を探りまくっていたのだと思います。
大手中の大手だった事もあるのかもしれません。正直よく書類選考通過したなと振り返ってみると思いますね。
後ほどブランク期間が長い場合の面接対策について解説します!
【20代の障害者雇用】1年以内のブランク期間がある場合の転職対策
退職してから1年以内の退職の場合の対策法です。実際ちだっちは退職後3カ月間はうつ病状態が続いていたので治療してました。
本格的に転職活動を始めたのが退職して3か月後に転職活動をした感じですね。そんな僕が思うに1年以内のブランク期間として有効なのが「ブランク期間が生じた原因を証明するものを提示する」事ですね。
一番手通り早いのが医者からの診断書類です。そもそも退職後ブランク期間が生じてしまうのは、会社を休職して治療等に励んだものの、復帰が出来ずに普通解雇になってしまったケースです。
病気の治療が終わらなかったから転職活動が出来ずに空白期間があるわけでして・・・。それを証明してもらうことができれば、転職で不利になるリスクをぐっと下げる事ができます。
一番説得力が高いのが医師からの診断所ですね♪病気が発症した日時と医者からの転職OKサインを証明してもらえれば、採用側としても安心できる材料となります。
ブランク期間の対策については転職エージェントを利用することで、営業担当者からのアドバイスを受ける事が出来ます!
不安な方は転職エージェントの担当者と一緒に対策を練るのもおすすめです!障害者雇用に特化したおすすめ転職エージェントはアットジーピー【atGP】とdodaチャレンジです。
転職エージェントについてのおすすめは下記記事でも紹介してるので参考にしてみてね♪
【20代の障害者雇用】1年以上ブランク期間がある場合の転職対策
退職後にブランク期間が長くなるのは人それぞれ事情があります。それこそ病気の治療が長引いたとか。ただ単純に失業手当期間休みたかった等人それぞれでしょう。
僕自身は病気の治療と疲れ果てたので2カ月間は自分の為の時間として、求人等は探してましたが本格的な転職活動はしてませんでした。
とはいえ企業側からすれば「なぜブランク期間があるのか?長いのはなぜか?」は気になる重要な理由の1つ。ブランク期間があった事実は、ドラえもんのタイムマシーンがないので過去にさかのぼって歴史を変える事はできません。
ここで大切になるのが「空白期間後に何かしらの実績を作る事」です。正直なところブランク期間が長すぎる場合は正社員採用は限りなく難易度が跳ね上がりますし、契約社員での就職も難易度が高いでしょう。
やはり企業側としては「ブランク期間長い状態で本当にうちの会社で定着して働けるのか?」懸念材料として不安があ残ります。
とはいえ「ブランク期間があるから転職出来ないのにどうすればいいんだ・・・」とあなたは思ったはずです。大丈夫です!これから紹介します!
- 就労移行支援サービスを利用する
- ハロートレーニングを利用してみる
- 障害者職業能力開発校に通ってみる
- トライアル雇用に応募してみる
- 障害者雇用に特化した紹介予定派遣を利用する
①就労移行支援サービスを利用する
就労移行支援サービスを利用してブランク期間を埋まる方法があります。実際僕自身会社を退職して2カ月たった後見学と体験入学をしてみました。ブランク期間を埋めるための利用としては有効手段なのです。
ただ就労移行支援で学べることとしては、
学べる内容としては物足りなさを感じるな・・・。
というのが本音ですね・・・。
今まで1度も働いたことが無い方やブランク期間がありすぎて、日常生活のリズムも不安定という場合はおすすめ出来るのです。ただバリバリ働いていた経験がある人からすると「この時間本当に退屈だな・・・」と感じるかもしれません”(-“”-)”
- データ登録作業など単調作業の繰り返しで飽きる
- 生涯で2年間までしか利用できない
- 就労移行支援を利用していることが必ずしも転職で有利とは限らない
- 転職先は自分から意図的に探さないといけない
等の理由から個人的にはあまりおすすめはしませんね。もし僕が利用するならば、うつ病等で3年とか引きこもり状態で、社会との関りが一切なくなるくらいのブランクがある場合は利用します。
社会復帰するための生活リズムを作るという意味合いも含めて利用するかもです!生涯で2年間までしか利用できない為、よっぽどの理由じゃない限りは切り札として残しておこうかと思います。
例外としてはatGPジョブトレのようにITスキルを身に付ける事を目的とした就労移行支援ならば、スキル習得が転職に有利に働くので利用する価値は変わりますね♪就労移行支援については下記記事で詳細を解説してます!
②ハロートレーニングを利用する
ハロートレーニングを利用して「転職する為のスキルを取得していた」事もブランク期間を解消する方法としておすすめです!
ハロートレーニングは公的機関が推奨してる制度で、雇用保険を受給している場合「公共職業訓練」雇用保険を受給してない場合は「求職者支援訓練」を受ける事が出来ます!
受けられる科目などは都道府県によって違うので、「ハロートレーニング お住まいの都道府県」で検索してみましょう!
「転職出来ない日本はオワコンだ!」みたいな書き込み等があったりしますが僕からしてみると、
国も公的制度を提供してるんだからまずは利用してみては?
と思うばかりです。退職前に会社が親切に公的制度を教えてくれないという事実はありますけどね・・・。
だからこそ僕が実際情報を調べてブログでお伝えする活動をしてますね( ;∀;)ハロートレーニングの詳細は厚生労働省が公開してる動画があるので、気になるあなたは見てみてね♪
ハロートレーニングについての動画です!
③障害者職業能力開発校に通ってみる
②ハロートレーニングを利用すると被る部分がありますが、障害者バージョンとして障害者職業能力開発校があります。
僕が障害者転職に向けてのブログを作り始めて初めて知った制度なのですが、驚くほど学べる内容が充実してます。何が学べるかというと職業能力開発に関する講座が多様にある事です。
正直な話。就労移行支援よりも僕的には推し制度ですね。一例として東京障害職業能力開発校で学べる内容を紹介します。
- 職域開発課(障害特性に合わせて職域開発する)
- 調理・清掃サービス科(字の如く)
- オフィスワーク科(wordやExcelをマスターする)
- ビジネスアプリ開発科(パソコン基礎知識やアプリ開発など)
- ビジネス総合事務科(事務やオフィスワークスキルの習得)
幅広いジャンルを学ぶことが出来ますね。都道府県は違いますがハローワークでは僕な教えてもらえなかった制度です・・・。
ハローワークさん!もっとこういう情報を教えてほしんですよ!
心の声がもれました(笑)話を戻すと障害者職業能力開発校では開始日時等があり、期間も長めの為タイミングがあえば、受けるのがおすすめですね♪
東京都の情報になりますがもっと詳しい詳細は動画からご覧ください!
東京都障害者職業能力開発校訓練科目の紹介
④トライアル就労に挑戦してみる
「ブランク期間が長すぎていきなり契約社員や正社員になるのが不安・・・」という場合はトライアル就労を利用してみるのもおすすめです!
「トライアル雇用」は、職業経験の不足などから就職が困難な求職者等を原則3か月間試行雇用することにより、その適性や能力を見極め、期間の定めのない雇用への移行のきっかけとしていただくことを目的とした制度です。労働者と企業がお互いを理解した上で無期雇用へ移行することができるため、ミスマッチを防ぐことができます。
トライアル雇用
近年では精神疾患等の増加などの影響で、いきなり長期雇用に不安に感じている障害を持つ方が多いのが実情です。実際、障害者雇用者の1年以内の離職率は約37.6%で一般の離職率15%よりも高いというデータもあります。
近年の労働者人口低下の懸念もあるので、国として企業が障害者雇用採用を促進するためトライアル就労を強化している側面があります。
実際厚生労働省のHPを確認すると、対象者につき月額4万円支給するなど力を入れている事が分かります。ですのでブランク期間が長くて長期で働けるか不安なあなたは、トライアル就労でMAX3か月働いてみるのもおすすめです。
トライアル就労はハローワークで募集しているので、
ハローワークに行き担当者の方に相談してみましょう!
⑤障害者雇用に特化した紹介予定派遣を利用する
近年障害をお持ちの方にも対応した派遣会社等が増えています。大手で有名なところではアデコさんですね。
派遣と聞いて、
- 派遣会社にいいように使われるだけでしょ?
- 派遣で働くと正社員雇用が難しいのではないか?
というイメージがあるかもしれません。僕自身も派遣はあまりいいイメージを持ってませんでした。僕がおすすめするのは派遣は派遣でも「紹介予定派遣」という方法です。
つまり3カ月間もしくは6カ月間は派遣会社から派遣されて働く事になりますが、派遣社員(自分)と派遣を受け入れた会社側が合意すれば、直接雇用が可能になるんです。
なので紹介予定派遣は直接雇用を前提とした派遣になるので、正社員になれないというネガティブな制度ではありません。
- 3カ月や6カ月など短期での利用が可能な為ブランク期間長くても安心!
- 直接雇用を前提としている派遣方法なので臨めば直接雇用ができる!
- 会社で本格的に働く前の準備期間としてもおすすめ!
個人的に障害者に特化した派遣会社でおすすめなのはアデコさんです。
- 在宅勤務や週3日など多種は働き方が出来る!
- 無理なく自分のペースで働く事が出来る
- 専属のアドバイザーがキャリアについて相談に乗ってくれる!
等の理由からおすすめですね♪下記リンク先から無料で申し込みが出来ます!
【障害者雇用枠転職】もし面接時にブランク期間について聞かれた場合の回答法
ここまでブランク期間が転職活動に与える影響と、ブランク期間がある場合の対処法について解説しました!とはいえいざ転職活動をすると面接時にブランク期間について聞かれるケースはあります。
じゃあ聞かれた場合どのように回答すればいいかご紹介します。
- ブランク期間が生じた理由をきちんと伝える
- ブランク期間中に実践していた事を伝える
- 現在は症状等が改善されていることを伝える
①ブランク期間が生じた理由をきちんと伝える
まず大事なのは「ブランク期間が生じた理由をきちんと伝える」事です。面接官からするとあなたの症状をきちんと把握して「なぜブランク期間があるのか?」は確実に知りたい情報の1つ。ここで嘘をつくと突っ込まれたときにたじたじになるので真実を伝えたほうがいいです。
- 退職後も精神疾患が続き病院で診療していた
- 転職活動を出来るほどの体調ではなかった
等、ブランク期間が生まれてしまった理由をまずは正直に伝える。その後返しがあった場合にはまたお答えする。会話のキャッチボールをする感覚で進めていきましょう!
②ブランク期間中に実践していた事を伝える
ブランク期間があった理由を話した後に面接官の印象をアップする方法として「ブランク期間中に実践していたことを話す」事が大切です。ブランク期間中に出来る実績作りでも解説しましたが、その事実をそのまま面接官に伝えればOKです!
- 就労移行支援サービスを利用していた
- ハロートレーニングを利用していた
- 障害者職業能力開発校に通ってた
- トライアル雇用をしていた
- 紹介予定派遣を利用していた
等をお伝えすれば「この人はもう職場に復帰できる状態なんだな」と面接官に納得させる材料になります。だからこそブランク期間中でも何かしらの実績を作っておくことが大事ですね♪
③現在は症状等が改善されていることを伝える
最後に面接で付け加える事は「現在は症状等が改善されている」という事を伝える事です。ぶっちゃけ本人が言葉で言うだけでは説得力が無い為、通院中の病院から診断書を書いてもらうのがおすすめ!
医者から大丈夫と判断されているという事実があれば、面接官側も安心感を得る事が出来ます。診断書は病院によって値段等が異なりますが、大体3.000円から5.000円ほどの料金です。
確かにコストとして高いかもしれませんが、面接の合格率を上げて内定をもらえたら1カ月働けばペイできる金額なのでケチらない事が大事ですね♪
3つのステップを実践すれば80%はブランク期間についての面接対策が出来てます!会社によっては駄目な場合もあるんですが、縁がなかったと思って開き直ることも大事ですよ!
まとめ20代の障害者雇用枠採用ならそれほどブランク期間をきにせずにOK!
最後のまとめです!
本記事では20代でブランク期間があるのは転職で不利なのか解説しました!
退職後の空白期間が問題ではなくて、「転職回数と空白期間の長さ」の2つの条件がそろう事で、企業側としては「すぐに辞めてしまう理由があるかもしれないから採用しない」という心理になるという事をお伝えしました。
もしブランク期間があったとしても何かしらの実績を作ることで、障害者雇用枠では転職は健常者に比べて難易度は低めです。僕自身の体験談を含めてお話しました!
あなたの転職が成功出来る事を応援してます( ;∀;)
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