障害のあるあなたは「自分に合った仕事は何だろう?」とお悩みではありませんか?
実は、障害者雇用の分野では、多種多様な職種が用意されており、あなたの特性やスキルに合わせて選ぶことができます。
例えば、事務職やデータ入力、清掃業務、製造業での組み立て作業など、さまざまな選択肢があります。
さらに、近年ではIT業界やデザイン分野など、専門的なスキルを活かせる職種も増えてるんです。
本記事では、障害の種類や個々の特性に応じたおすすめの職種や、働きやすい環境の選び方について詳しく解説!

記事を読むことで、あなたにぴったりの仕事を見つけるはずです!

- 名前はちだっち。
- 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
- 2018年にを利用して就活成功!
- 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
- スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
- ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
障がい者雇用にはどんな仕事と職種があるのか紹介!

障害者雇用枠の職種と仕事内容を7つご紹介します。
①清掃職
ハローワーク経由で一番多い仕事が清掃職です。
清掃はオフィス内のトイレや床、福祉関係の施設で清掃をするのが主な業務です。
- オフィス内でのモップ清掃
- トイレ掃除
- 窓ふき
- ゴミ回収業務
仕事内容はマニュアル化されているので毎日同じ流れで淡々とこなすだけでOK!
コミュニケーションを取らなくても仕事は完結します。
なので人間関係でメンタル不調になってしまう方は清掃業はおすすめの仕事の1つと言えます。
清掃職はアルバイトやパート契約の場合が多く、給料が低い可能性大。
②事務職と事務補助
ハローワーク経由だと清掃職の次に多いのが事務職です。

僕も就活&転職で入社した2社では事務職として働いてました。
事務職は専門的なスキルが必要ない業務が多いことから、求人数も多いんです。
またフルタイムで働く事が出来れば、年収300万円は達成可能です。
障害者年金と合わせれば1人暮らしをする事もできますよ。
- 社内・社外の電話業務
- 書類の作成業務
- データ登録業務
- 備品や消耗品の管理
主な業務はデータ入力作業が多めです。
例えば人事所属ならば新入社員の履歴書からシステムに情報を登録。
就労証明書の作成などがあります。
正しくデータ登録をする事が苦ではないあなたは事務職の仕事がマッチしてる可能性大です。

③雑用業務
特例子会社では主に雑用業務を中心に担当するケースが増えます。
そもそも特例子会社は重度障害の受け入れ数が多く、「誰にでも出来る簡単な仕事」として雑用が中心です。
特例子会社を設立した会社では効率が悪く、担当してない業務が特例子会社に任されることが多いですね。
- 本社に届いた郵便の仕分
- インクが切れたボールペンの交換
- コピー用紙の補充作業
- 会議室や食堂等の共用部清掃
- アクリルパネルの除菌作業
- テーブルふき
- モップがけ
- オフィス備品補充作業
上記のようなお仕事を担当する事になります。
「仕事が楽でいいじゃないか!」とあなたは思われたかもしれません。
ただ現実はそう甘くありません。
特例子会社は仕事内容は簡単な分、給料が低いというデメリットあり。


④デザイナー
デザイナー業務はジャンルによってまちまちです。
例えばWEBデザイナー、グラフィック、ファッション等多数あります。
デザイナー職に就く方は発達障害の特性の1つである、「創造性」を活かす職業として人気沸騰中です。

最低限のコミュニケーション能力があれば障害特性を活かして、
く働ける可能性がありますよ!
もしWEBデザインを学びたいあなはは就労移行支援サービスの1つである、【atGPジョブトレIT・Web】で学ぶ事が可能です。

⑤コールセンター
コールセンターの業務内容は他社企業の電話を応対したり、折り返したりするのが業務になります。
コールセンターの業務内容はマニュアル通りに対応するばOKなので、臨機応変の対応が苦手な方にはおすすめ出来る仕事の1つです。
コールセンター業務は座っているだけの業務スタイルなので肉体的な疲労は少なめです。
⑥工場内作業
工場内作業業務な製品の組み立てや検品、仕分け作業が主な内容です。
ベルトコンベアーから流れてくる部品を、決められた方法でチェックするだけ。
一度コツを覚えれば慣れます。
ただ工場内勤務は常時立っている状態になるので、最低限の体力がないと肉体的に厳しい仕事内容です。
⑦農園
農園の業務内容は以下の仕事を担当する事になります。
- 畑での草刈り業務
- 野菜の種まき業務
- 野菜の収穫業務
水耕栽培だと施設内での作業も可能ですが、まだまだ主流は畑での業務です。
なので基本的には外での業務がメインになります。
雨の時でも外で作業をすることになるので、ある程度体力をつけておく必要があります。
また近年は企業が障害者雇用の法定雇用率を満たす為に、農園ビジネスに挑戦する企業が増加中。

植物栽培に興味関心があるあなたにはおすすめの働き方ですね!
障害者雇用でおすすめの職種2選
障害者雇用で働く上でおすすめの職種は事務職と清掃職です。
ハローワーク経由の就職では清掃がトップで次いで事務職求人です。
この2うのどちらかで働くのが無難な選択肢ですね。
もし年収300万円以上を目指すのならば事務職一択。

僕が年収300万円を達成できてるのは、
事務職でフルタイムとして働いているからです。

清掃の場合はアルバイトやパート求人が多く、最低賃金並みのお給料になり年収300万円は難しいのが実情ですね。
事務職求人ならば契約社員フルタイム勤務で年収300万円を目指すことが可能です。
少し頑張って正社員登用になればボーナス込みで年収400万円も夢ではありません。
1人暮らしを今後目指すのであれば事務職が一番おすすめ出来る職種となります。
【2社体験談】障害者雇用枠は基本単純作業しかない
障害者雇用枠で2社働いた経験がある僕だから言えることですが、基本単純作業がメインになります。
僕は2社ともに事務職として人事総務を経験しました。
その時に担当した業務一覧が以下の通りです。
- 郵便物の仕分作業
- 社内・社外の電話対応
- 請求書の処理業務
- iDeCoの申請書類作成
- 就労証明書の作成
- 住民税の税額計算業務
- 名刺作成業務
- 事務用品の発注業務
- 議事録の作成業務
- 社員の個人情報登録業務
- 安否確認システムの管理業務
住民税の税額計算業務以外はほとんどが事務補助的なサポート業務でした。
- 人事部として制度改正に携わりたい!
- 採用業務で人事として携わりたい!
というのは正直なところ難しいのが実情でした。
なので障害者雇用枠で働く場合には単純作業の業務を、こなすのが仕事であると割り切れるかどうかが大事です。
僕の考え方ですが障害者雇用で出世して上の立場になると、障害の配慮をしてもらえなくなる可能性もあるので、

ほどほどに頑張りましょう!
と考えてます。

障害者でも働ける職場環境の条件


障害がある人でも働ける職場環境の条件を紹介します!
①障害者雇用枠
障害者雇用枠は一般枠と異なり障害の配慮等が得られる採用方法です。
障害がある事前提で採用されるため必要な配慮を受けられます。

ボクは弱視の視覚障害があるので、
障害者枠として入社してPCモニター1台を用意してもらってます。
また法定雇用率として企業側は雇うべき障害者の数が定められてるんです。
年々法定雇用率は上がっていて障害者でも有利な状況となってます。
やむを得ない理由がなければ障害者雇用枠として働くのがオススメです。
②在宅勤務
在宅勤務が可能な会社も働きやすい職場の1つ。
在宅勤務はテレワークともいわれ自宅から仕事が出来る働き方です。

僕自身も前職は事務職でしたが週2回程度の在宅勤務ができました。
在宅勤務ならば家から移動する必要がありません。
全盲の方や車いすの人からすると移動がないので働きやすい職場にする事ができますよ。
事務職求人でも在宅OKな会社が多いので積極的に狙っていきましょう。
③特例子会社
特例子会社も障害者が働きやすい職場の1つ。
特例子会社は障害者が働く為に特別の配慮がある会社です。
重度障碍者を多く雇うのが義務なので一般企業で採用をお見送りしれた方でも、入社のチャンスがあります。
仕事内容もオフィスのもっぷがけ等の簡単な作業の事が多いのが特徴的です。
ただ1つだけデメリットがあります。
特例子会社は仕事内容が簡単な分、年収が低くなりがちであるというデメリットがあります。

④就労継続支援サービス
就労継続支援サービスは一般企業や特例子会社で働くのが難しい人向けのサービスです。
僕は「最後の砦」と呼んでます。
障害の種類や等級に関わらず利用する事が可能です。
また場所によっては障害者手帳がない方でも利用できる事があるようです。
地元のハローワーク等で確認しましょう。
就労継続支援サービスはA型B型がある
就労系座億支援はA型B型の2つが存在します。
A型は通常18歳から65歳まで利用する事がでできます。
最低賃金の支払いがあります。
一方B型は年齢制限はありません。
ただ内職のように作った数の支払いなので低賃金な場合がほとんど。
A型B型ともに障害者雇用枠や特例子会社勤務よりも年収が低くなることが多いので、最終手段として考えましょう。
障害者が働く上でのよくある悩み10選
これから働く上でよくある悩みをご紹介します。
知っておくだけで障害者雇用のリアルな現実を事前にする事ができます。
- 基本契約社員からのスタート
- 正社員登用されないとボーナスが低い
- 障害者雇用枠でも配慮がない場合がある
- 障害者雇用枠は劣等感を感じやすい
- 障害者雇用は惨めな気持ちを体験する
- 仕事へのやりがいが感じにくい
- 仕事が続かない
- ぶっちゃけ給料が低い
- 障害者雇用でもブラック企業が存在する
- 座っているだけの社内ニート化する
上記のような悩みを抱える可能性大です。
実際ぼくは障害者雇用枠で2社働きましたど最終的には仕事がなくなって、いるだけニート化しましたね。
また障害者雇用枠でも合理的配慮がない事もあり、頭を抱える障害者は一定数います。
障害者雇用枠のあるあるは下記のカテゴリーから詳細を確認できます。
障害者雇用で働く上でのメリットデメリット
障害者雇用で働くとメリットもある反面、デメリットもあります。
以下の表をご確認ください。
障害者雇用のメリット | 障害者雇用のデメリット |
---|---|
就職のハードルが低い 障害の配慮がある 大企業への転職チャンスあり 長期的に働ける可能性あり | 一般雇用に比べ求人が少ない 障害内容で雇用にばらつきあり 企業による配慮がない場合もある キャリアアップが難しい 給料が低い |
障害者雇用枠は就職のハードルが低いメリットがある一方で、求人数が少なく給料が低いというデメリットもあります。

とはいえ僕は障害者雇用で働くほうがおすすめですね。
障害があるとどうしても健常者のように働く事は難しいから。
僕は弱視の障害があるのでどうしても文字を読むには時間がかかります。
健常者と同じスピード感で業務を担当する事はできません。
なのでボクは自分の障害特性を理解したうえで障害者雇用枠として働いてます。
障害者雇用のメリットデメリットは以下の記事で詳しく解説してるので読んでみてください。

障害者雇用就職で求められるスキルと資格
これから障害者雇用で働く上で求められるスキルや資格をご紹介します。
①求められるスキル
障害者雇用でも最低限求めれるスキルは以下の通りです。
- コミュニケーション能力スキル
- ビジネスマナースキル
- 体調管理スキル
- 優先順位を決めるスキル
- 最低限のPCスキル
障害者雇用では事務職求人が清掃職の次に多い職業です。
障害者求人に特化したエージェントでもPCスキルが問われます。
事務職では部内や部外とのコミュニケーションをとる機会が多いです。
最低限のコミュニケーション能力やPCスキルは必須と言って過言ではありません。
スキルアップする重要性については以下の記事で解説してます。

②資格
資格取得は必須ではありません。
ただ持っておいた方が実力の証明にもなりますし、就活や転職で有利に働きます。
以下の資格の中かから興味があるものを選んで勉強するのがおすすめですね。
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
- 日商簿記検定
- 日商PC データ活用2級・3級(Excel)
- 秘書検定
障害者雇用枠で多い事務職求人では最低限のPCスキルがある証明としてMOSはおすすめ。
結局企業側は選考書類だけではあなたの実力を見抜く事はできません。
にも関わらず書類選考の段階で「きっとこの人はPC使えなさそうだから見送りで」なんてされたら悔しいですよね?書類選考で落とされないためにも、MOSを取得して履歴書に書くだけで有利になる事間違いなし!
そのほかのオススメ資格の詳細は以下記事で解説してます。

障害者雇用枠の仕事探しにオススメなサービス3選

障害者雇用の求人探しに利用すべきサービス3選をご紹介します!
①エージェントサービス
就職&転職でまず利用したいのがエージェントサービスです。
障害者雇用に特化したエージェントを利用すれば、あなたの希望する条件にマッチした企業を紹介してくれます。
障害者雇用求人は一般の求人と異なって件数自体が少ないです。
障害者雇用を実施してる会社を探すだけでも時間がかかってしまいます。
その手間暇を短縮するためにもエージェントを利用するのがおすすめです。
僕がおすすめするエージェントは「アットジーピー【atGP】」「ランスタッドチャレンジド」「dodaチャレンジ」の3社です。
同じ求人もありますが異なる求人もあるのでとりあえず登録しておいて損はありませんよ。
無料で利用可能なのでリスクゼロです。
各エージェントについての口コミや評判は下記記事で解説してます!



②就労移行支援
就労移行支援を経由した仕事探しもおすすめの1つです。
就労移行支援は障害者雇用で働く上での最低限のPCスキルやビジネスマナーを学べる場所です。
一度も就職をしたことがない方や、退職後ブランク期間が長く就労に不安がある方におすすめのサービスになります。ミラトレやatgpジョブトレでは運営する会社がエージェント業務を行ってます。
求人を紹介してもらえるので就職先を探す手間を省く事ができますよ!
③ハローワーク
ハローワークでは就職相談や職業紹介、失業手当の手続きで利用できる国が運営する機関です。
全国各地にハローワークがあるのでどこに住んでいていて利用可能!
ハローワークでは障害がある方を専門として担当する部署があるので、安心して利用する事ができます。
またハローワークでは定期的に面接対策や履歴書作成方法の講座を定期的に実施してます。
ハローワーク求人は企業側が無料で登録できるのでブラック気味の会社が多め。
ドラクエの宝箱を見極めるインパスの呪文のようにあなたが見極める力が試されます。



僕の方針はエージェントで求人を紹介されなかった場合の、
最終手段として利用する事をおすすめしてます。

障害持ちが就職&転職を成功させるなら流れを知るべし!
障害者雇用の就活&転職を成功させるにはたった1つの原則があります。
それは就職活動の流れを知る事です。
「当たり前では?」と思われるかもしれませんが出来ていない人が多いんです。

ちなみに僕もその1人でした。
障害者雇用の就職活動でやるべき事。
あなたは何個思いつきますか?
きっと思いつくのは面接、履歴書の作成、求人探しの3つだと思います。
実はその他にも以下のような事を準備しておく必要があるんです。
- 自己分析
- 就職活動の軸を作る
- 職種・業界・企業研究
- 就職方法を決める
- 適性検査対策
- 求人を探す
- 応募書類の作成
- 面接対策
上記の8項目が就職活動を成功させるための重要なコツです。
「とはいえやり方が分からない・・・。」というあなたに向けて8ステップの流れを解説した記事を用意しました!

以下の記事を参考にして就職活動に臨みましょう!


記事のまとめ
本記事では障害者雇用の仕事内容について詳しく解説しました!
- 障害者雇用枠では清掃職や事務職が人気。特に事務職は年収300万円以上を目指すことも可能。
- 在宅勤務や特例子会社など、働きやすい環境が整った職場も増加中。
- 就労移行支援やエージェントサービスを活用することで、適切な仕事探しが効率よく進められる。
障害者雇用枠で働く際には、自分の特性を理解し、それに合った職場環境や職種を選ぶことが重要です。
まずはエージェントサービスやハローワークを活用して、あなたに最適な職場を見つけましょう!

障害者雇用の成功への第一歩は情報収集と準備です。
ぜひ、自分に合った方法で一歩を踏み出してくださいね!
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