障害者雇用枠で働く20代は出世を目指すな!3つの利点を失います

ちだっち

弱視の身体障碍持ちで2社で働いてきた、
僕が出世に関して感じた事をシェアします。

障害者雇用枠で働くと少なからず考えた経験があるであろう出世できるか問題

障害者雇用枠で6年人事として働いた経験から言えるのは「出世は可能だけど目指さないほうがいい」という事です。なぜ障害者雇用枠で出世を目指さないほうがいいのか?

人事としての考え方と障害者枠で働いてきた当事者が解説します!

この記事を書いた人!
chidach
  • 名前はちだっち。
  • 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
  • 2018年にを利用して就活成功!
  • 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
  • スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
  • ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
目次

障害者雇用で出世出来ている割合

そもそも論。障害者雇用枠で働く人はどれほど出世を経験しているのか、あなたは気になりませんでしたか?

僕は気になったので調べてみました!

障害者職業訓練センターの調査結果によるともっとも出世で多かったのが、「同じレベルで異なる仕事への配置転換」で 47%。次に多いのが「事業所内の部門間の異動46%です。

現場監督者(含む係長・班長)への昇進」を実施している事業所は24%という結果になってます。

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障害者職業訓練センター

このデータから分かる事は、そもそも障害者雇用枠で出世を実施してる事業所が24%で、76%の人は出世のラインにもいないって事なんです( ゚Д゚)

つまり入社した会社によっては出世の機会を与えられることなく、平社員のままの可能性があるって事。

理想は障害の有無に関わらず出世(法律上も)ですが現実では真逆な現状があります・・・。

ちだっち

障害者雇用の出世は難しい”(-“”-)”

障害者でも能力があれば出世可能

障害者雇用枠でも能力が高ければ出世の可能性はあります。というのも原則として障害があるから等級が下がったり 昇給 させないというのは法律で NG だから。

給料の対価はあなたが会社にどれほど 貢献しているのかというのを上司が判断して決めるため、障害の有無によって左右されることはほとんどありません。

現実は障害者雇用で働く人は健常者と比べ能力が低めで出世は難しい

ぶっちゃけた話をしますが障害者雇用枠で働く人は健常者に比べて 能力が足りない事が多いです。障害があっても能力値が高ければ障害をオープンにせずクローズで就労するからです。

クローズ就労の方が職種の制限もなく、自分自身の能力を最大限に活かせる条件で働ける可能性があるからですね。

なので 最初から障害者雇用枠で働くという選択をする人は少なめです。

障害者雇用枠で能力が高いのはそもそもバリバリ仕事をしていて後天的に障害になった 。

もしくは 会社から法定雇用率のために 障害者手帳を取得を促されたケースですね。

ちだっち

僕が障害者雇用枠で働いているのは、
健常者と同じ条件では能力に差がありすぎるからです。

障害者雇用枠で働く人が出世するのは矛盾がある

僕が弱視で障害者雇用枠を活用して働く中で最近 分かった事は、「 障害者が出世するのは矛盾しかない」という点です。

出世する事で得られる事として言われるのが主に下記の事です。

出世すると得られるメリット
  • 給料や待遇面で優遇される
  • 転職で実績をアピール出来て有利
  • 責任のある仕事を任せてもらえる
  • 部下のマネジメントを任せられる
  • 裁量権が増えて自分で決断出来る事が増える

確かに一般社員が出世する事で裁量権が増えたり大きな仕事が出来るのは魅力的かもしれません。

ただ障害者雇用だとデメリットに変わるんです。

障害の配慮が必要な立場なのに出世して部下のマネジメントする立場になるので、配慮を受ける側からする側へ変わります。

そもそも配慮が必要だから障害者雇用枠で働いているのに逆の立場になるって、僕からしてみると矛盾でしかないんです。

ちだっち

なので僕は出世を望むべきではないと考えてます!

障害者が出世すると失うもの3選

僕は障害者が出世することによって失うものが多いと考えてます。

出世する事で失ってしまうものは下記の3つになります。

どれも 障害者雇用枠で働く人の特権が全て失われてると言っても過言ではありません 今なので個人的に出世をせずに働き続けることをおすすめします。

①ゆとりある業務タスク

障害者雇用枠で出世してしまうと、ゆとりある業務タスクがなくなりハードワークになる可能性が高いです。

障害者雇用枠で働く人の業務用を増やして障害か悪化されちゃうと、長期休職の可能性が高まるので会社側で業務量を減らしている事がほとんど。

ただ出世するとなると話が変わります。

当然平社員より求められる事が増えるので業務量が増加しますし、責任んおある仕事をこなさないと駄目になります。

業務量や責任のある仕事が増えることにより、障害者雇用枠の特権であるゆとりある業務量を失うという事を頭の片隅に覚えておきましょう!

ちだっち

僕は体力的にもハードワーク出来ないので、
出世も目指しません(笑)

②ライフワークバランス

障害者雇用枠で出世するとライフワークバランスが崩れるのでおすすめしてません。

障害者雇用枠で働く利点としてほぼ残業なしで帰宅できるというメリットがあります。

ちだっち

僕の場合、前職の5年間で残業が10回あるかないか。
1回目の転職先の会社でも1年で5回程度でほぼ定時帰宅です。

障害者雇用枠では体力が健常者よりも少ないことも多く、残業無しの配慮をしてくれる場合がほとんど。

結果として定時に帰れる& 有給休暇も取得しやすいのでライフワークバランスが整いやすいです。

ただ出世すると業務も増え定時で帰れない事が増える可能性があり、個人的に出世はおすすめしません。

ちだっち

僕はブログの執筆もしたいので、
定時にサクッと帰りますね!

③身軽さ

障害者雇用枠で出世すると身軽さが失われるので僕はおすすめしません。

身軽さはいつでも次のアクションを取れる状態の事

具体的には障害者雇用枠は7割1年間の契約社員雇用であり、次のアクションがしやすい点が身軽だと考えてます。

会社に縛られる期間が少ないので、転職やスキルアップ等のアクションがしやすいと考えてます。

確かに 1年までしか働けないので不安に感じるかもしれません。

20代障害者の場合は1年間契約社員として働く事で、失業手当が300日支給されます。

その間に転職先を探したりスキルアップできる期間が探あるのは障害者ならではの特権です。

出席することによって自分の立ち位置を手放したくないと考えるようになり、 転職などのアクションを起こしづらくなる点は個人的に デメリットに感じてますね。

障害者雇用枠だからこそ出世せず副業をするのが最適解

僕は約6年以上人事として障害者雇用枠で働いてきて感じた事があります。

それは「障害者雇用枠だからこそ出世を目指さずに副業で副収入を得る」戦略が最適解ではないかという事です。

障害者だからこそ副業をすべき理由
  • ほぼ残業なしなので副業時間を作れる
  • 失業手当受給期間でスキルを習得が可能

上記の障害者雇用のメリットをうまく活用しながら副業で収入を得る事は、一般雇用で働く正社員にはできない方法です。

せっかく障害者雇用は残業がほとんどなく失業手当の期間が300日と長いので、恩恵をフル活用するのが得策ですね。

ちだっち

僕自身も前職退職してから転職するまでの7カ月間は、
ブログスキルの習得に時間を有効活用してました( ;∀;)

とはいえどんな副業をすべきか分からないあなたに向けて、おすすめの副業について解説した記事があります!

ぜひ一度チェックしてみてね♪

記事のまとめ

ちだっち

最後にまとめます!

本記事では20代の障害者雇用枠で出世を目指すべきでない理由を解説しました。

僕は出世すると障害者雇用枠で働くメリットを失うのでおすすめしてないです。

逆に障害者雇用枠のメリットである残業が少ないというメリットをフル活用して、副業やスキルアップをして収入減を増やすのが最適解だと考えてます。

もし仕事で出世したいならば障害者に特化した転職エージェントを活用して、自分の価値を客観的に知る事も大事ですね。

転職エージェントの登録と利用は無料で利用できます。

転職活動をすれば現状の評価や出世速度が妥当か判断する事が可能です。

ちだっち

僕の市場価値は年収ベースで300万円前後だと、
転職エージェントで利用で気づきました。

なので副業で副収入を稼ぐ道を歩んでます!

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この記事を書いた人

「障害者でも自分を活かして働く!」をモットーにブログやSNSで情報を発信中です!1社目大手100%子会社に障害者雇用枠で事務職勤務 → 2年目社内ニート化 → 精神病み→5年目退職後7カ月目で転職成功!身体障碍当事者だから言えるリアルな障害者転職事情について実際の体験談ベースで情報をお届けします!┊

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