障害者雇用枠で働きたいけど甘くないと聞いて働けるかあなたは不安に感じてませんか?
僕も就活時に内定をもらえるのは難しい、働き続けることが難しいと聞いた経験があるのでよくわかります。
実際障害者雇用枠で働いて思った事が、甘くなかったと感じる人は働くマインドに問題があると感じました。
という事で本記事では障害者雇用枠でこれから働くあなたに向けてマインドの重要性と、甘くないと感じる事例と対処法を解説します!
- 名前はちだっち。
- 障害者雇用者の為の転職ブログを運営!
- 2018年にを利用して就活成功!
- 障害者平均年収258万円以上で勤務中!
- スキル・学歴無しで2023年に転職成功!
- ブランク期間7カ月間でもエージェント利用で転職!
結論!障害者雇用で働くマインドセットが大事
まず障害者雇用が甘くないと感じてる人は、心構えがまだ不十分だったから甘くなかったと後悔するパターンが多いです。
以下の3つの事を実践することで障害者雇用は甘くなかったと感じる割合が減るはずだよ!
それぞれ詳しく解説しますね♪
①楽観思考を手放す
まず障害者雇用枠で働く心構えとして楽観思考を手放すことが大事です。
というのも障害者雇用枠=楽というイメージがあり、現実と想像のギャップで甘くないと感じる人が多いと分かりました。
実際ヤフー知恵袋の質問にはなりますが、障害者雇用枠の就職は学歴不問で簡単に内定がもらえると思ってたと、楽観的な考え方をしてる人がいました。
私は障害者雇用というものを甘く見ていました。
ヤフー知恵袋
私は20代後半で、現在無職である中卒の精神障害者です。
あくまで私の周囲での話しですが、学歴が無い障害者がたくさん 存在しますので、障害者雇用は学歴不問が多いのではないか?
とたかをくくっていたのですが、職安で調べてみると、一般のパート 以上に条件が高卒以上という事業所が多かったのです。
障害者の世界も、それなりに学歴がある方が有利なのだなと痛感 したのですが、皆さんの周囲でも似たような状況ですか?
ご意見をお待ちしております。
実際求人票を確認すると障害者雇用でも、高卒求人が多く中卒だと厳しい場合もあったりします。
このように障害者だから○○でも大丈夫!と楽観的に考えると、
そんなに甘くないという現実を突きつけられる可能性大です。
障害者雇用に関する学歴については以下の記事で解説してます!
②自分優先思考を手放す
障害者雇用が甘くないと感じる人は自分優先思考を手放すのがいいかもしれません。
というのも「自分は○○だから○○されて当然である」という思考が強いと甘くなかったと感じやすいから。
例えば僕の場合弱視だからダブルチェックしてもらって当然という自分優先思考が強めです。
確かに弱視だと文字の確認が難しいこともあります。
特に紙媒体は僕は読みにくいです。
とはいえ「全部チェックしてもらって当然だ!」と考えるのではなく、「紙をPDFにして読むな事は出来る」とできる対策は自分でしましょう!
③ギブ&テイクを実践する
障害者雇用枠で働くならばギブ&テイク思考を持つことが大事です。
障害者だから・・・。とギブを受け取る事ばかりでテイクを忘れしまうと、人間関係に支障がでてきます。
結局ギグしてくれる同僚も人間です。
「ずっと自分だけテイクしてて相手からは何もない・・・」と相手が感じてると、人間関係のもつれが生まれます。
例えば僕はいつもギグしていただいた方の業務の1つであった、
メール周知を対応するなどしました。
そうすることで人間関係も良好になりますし、合理的配慮も継続的に受けることもできるはずです。
障害者雇用で働く環境が甘くない結果を作るのもまた自分である事を覚えておきましょう!
障害者雇用は甘くない現実6選
障害者雇用枠は甘くないと言われる主な現実が以下になります。
それぞれ詳しく解説します!
①希望する求人の職種がない
障害者雇用枠が甘くないと感じる事例として、求人の職種が限られている事です。
厚生労働省が調査した職業別雇用雇用者の割合を確認すると、職種が少ない事が分かります。
令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書
事務職が29,2%と一番高く次いで専門的技術的職業が15.6%と続きます。
僕も転職時にエージェント経由で仕事を探してましたが事務職募集が70%を占めてました。
障害者雇用ならばどんな職種でも内定がもらえると考えていると、
甘くなかったと後悔するかもです。
②キャリアアップができない
障害者雇用枠は甘くないと感じる事例としてキャリアアップができないという現実です。
障害者総合研究所の調査結果によると現職・前職でのキャリアが92%が一般社員という統計が明らかになってます。
障がい者総合研究所
障害者雇用で役職に就けてるのは役職持ちの方が、後天的に障害になったケースなのかなと推測してます。
先天性の場合健常者と比べ業務の速度や能力が低いことが多く、キャリアアップが難しい事が多いです。
なのでキャリアアップを考えている人からすると甘くないと実感する事があります。
ボクは障害者雇用枠でキャリアアップすると、
メリットが少なくなるので反対派です。
理由は下記記事で詳しく解説してます。
③給料が一般雇用に比べ低い
障害者雇用が甘くなかったと感じる事例として、給料が一般雇用に比べ低い場合があることです。
理由は簡単で障害者雇用枠の求人の多くが契約社員だから。
求人サイトを確認すればすぐわかりますが、約80%が契約社員雇用で年収でいうと300万円前後がほとんど。
ボーナスにも差があるので結果的に給料が一般雇用と比べ低くなります。
僕は就活時には正社員雇用でしたが、
転職した会社では契約社員雇用で年収は下がりました・・・。
正社員登用されれば年収の差も縮まるので、登用が見込める会社に転職するのも1つの方法としてありです。
障害者雇用の給料については下記で僕の事例を交えて解説してます!
④配属ガチャがハズレ
障害者雇用が甘くない異例として配属ガチャがハズレる場合があります。
具体的な配属ガチャハズレ事例は以下のものです。
- 障害の配慮がない部署
- 求人票と業務内容が異なる
- 正社員登用がない
- うつ病などのメンタル不調が起きる
実際障害者雇用で働いてみてイメージと異なる部署に配属されたときに、「そんなに甘くなかった」と感じちゃうかもです。
実際僕は求人票に記載がある業務を担当できなかった時に、
障害があるから○○業務を担当できると考えてた僕は、
甘かったか・・・。
と落ち込みました。
障害者雇用の配属ガチャについては以下の記事で詳しく解説してます!
⑤健常者と同じ勤務時間
障害者雇用が甘くなかったと感じることして、健常者と同じ勤務時間だった場合があります。
障害者雇用枠で働く場合時短勤務や特例の有給休暇を設けている企業がありますが、全ての会社ではありません。
むしろ少ないと考えていいです。
時短勤務者が多くなるとタスク管理が難しくなるので実施しない企業もあります。
また現行では精神障害者で20時間以上30時間未満ならば法定雇用率1とカウントされてますが、当面の間なので特例処置です。
厚生労働省:障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について」
今後1よりもカウント数が引き下げることになった場合、労働時間の見直しがあるかもしれません。
このように労働時間が健常者と同じ時間を求められる可能性が高くなってるので、甘くないと感じる人が一定数います。
⑥職場に馴染めない
障害者雇用で働くのが甘くないと感じる事として、職場に馴染めないケースがあります。
障害がある事で他者とのコミュニケーションが難しい事があるからです。
僕は弱視の身体障害者ですが人の顔を見極めることがほとんどできません。
席が決まっている場合は大丈夫ですがフリーデスクだと、誰がどこに座っているのか分からないんですよね・・・。
なので必然的に会話等も少なくなり職場に馴染むことが難しくなりました。
障害について理解のある方を1人見つけてサポートしてもらうなど、方法を考えておかないと人間関係に悩み障害者雇用は甘くなかったと体験することになりますね・・・。
障害者雇用枠で甘くない場合に今できる事3選
もし今障害者雇用枠で甘くないと感じてるならば今できることは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説しますね♪
①上司に相談する
まず最初にできる事は上司に相談してみる事です。
上司に相談する事で現状の甘くない状況が変わる可能性があります。
上司に相談する事は下記内容を相談するといいでしょう。
- 必要な配慮について相談
- 職場環境の相談
- 仕事量の相談
内閣府によると令和3年に企業側は合理的配慮の提供が義務化されてます。
令和3年に障害者差別解消法が改正され、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。
内閣府:リーフレット「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されました」
つまり上司は相談について全てNOとは言えず、対策を考える必要があります。
もし相談しても改善が見られない場合は転職も検討しましょう!
②自分を追い詰め過ぎない
2つ目の方法はあまり自分を追い詰め過ぎないことです。
追い詰めすぎるとメンタル不調などの二次障害を引き起こす可能性があるから。
下記のデータは厚生労働省が調査したメンタル不調を起こした労働者の統計調査資料になります。
厚生労働省:令和4年労働安全衛生調査実態調査の概況
調査によると令和3年11月30日から令和4年10月31日の1年間で、メンタルの不調で1か月休業した労働者・退職者が13.3%にもなります。
確かに障害者雇用枠に甘くない会社を選んだのは自分です。
ただ「合理的配慮が一切ない職場を選んだ自分が悪いんだ・・・。」
と追い詰めすぎるとメンタル不調を引き起こすきっかけになります。
なので自分責めはほどほどにして次を見据えて行動するのが大事です!
障害がある場合は失業手当が充実してるので本当に甘くない職場ならば、次決めずにやめるのもありですよ。
詳しい内容は下記記事で解説してます!
③スキルアップする
もし臨んだ職種で働けていなくて甘くない環境ならばスキルアップをしましょう!
障害者雇用枠入社は一般採用と比べ研修などが不十分な事がほとんどです。
企業の本音として障害者雇用枠は単調作業を任せるという考え方が強いから。
また1年間の定着率が低い障害のある方に研修を実施しても、すぐにやめられたらお金と時間の無駄な為研修に力を入れないケースが多いですね。
つまり障害のある方は自分でスキルアップをする必要があります。
僕も単調な事務職から逃れるためにブログを実践して、
WEBマーケティングスキルを磨いてるところですね♪
もし障害者におすすめのスキルアップ方法を知りたいあなたは下記記事で紹介してます!
就労移行支援を利用してスキルアップするのもあり
また就労移行支援を利用して専門的なスキルをゲットする方法もあります。
【atGPジョブトレIT・Web】を利用することでプログラミングなどの専門スキルを学べます。
IT人材は不足しているのでキャリアチェンジのチャンスがある職種の1つ。
詳細は以下記事で解説してるのでプログラミングスキルに興味があるあなたは確認しておきましょう!
最終手段甘くない環境なら転職をしよう!
もし上司に相談しても甘くない環境が続くならば転職しましょう。
僕も業務量の相談を上司にしてみたものの現実が好転せず退職した1人です。
とはいえ「転職するのも甘くないんじゃないの?」とあなたは感じてるかもしれません。
僕もそう思ってました。
僕は次決めずに退職しましたが、
転職活動を本格的に始め2か月で内定をもらえてます!
求人数は住む県によっては少ないことが多いですが、首都圏エリアならば条件にこだわりすぎなければ求人がなくて転職できない事はないす。
なので安心して転職活動をしてもOKです!
もし転職活動をするのならば障害に特化した転職エージェントを活用しましょう!
障害者雇用枠での求人は一般求人よりも募集件数が少なく、実施してる企業を見つけるのが大変です。
なので転職エージェントから紹介される求人から選ぶのが効率的な方法でおすすめですよ!
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履歴書や職務経歴書の添削もしてくれて書類選考の通過率も上がるので、利用すべきサービスです。
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僕も転職時にアットジーピー【atGP】を利用して内定をもらいました!
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そのほかの転職エージェントについて知りたいあなたは以下の記事を参考にしてください!
障害者雇用甘くないと感じる人のよくある質問
- 障害者雇用でよかったと感じることは何?
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僕の体験談としては仕事が出来る事が一番良かったなと感じてます。
障害者雇用枠制度がなければ、会社から内定をもらえるほどの能力値がないと自覚してるからです。
スキル・能力・経験がなくても「長期的に働ける人か?」が障害者雇用の基準になるため、よかったというのが僕の体験談です。 - 障害者雇用枠で辞めたいと思った瞬間は?
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僕が辞めたいと感じたタイミングは社内ニート化して居場所がないと感じた時です。
自己成長したいという気持ちが強いため、仕事がない状態になると辞めたいと感じ退職をしてます。 - 障害者雇用は企業としての本音は何でしょうか?
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企業の本音は、法定雇用率・単調作業のお願い・企業イメージのアップなど様々です。
どちらかというと義務だから採用しているというケースが多いかなという印象です。
詳細は企業の本音を知り障害者雇用枠で転職を成功する秘訣で紹介してます。
まとめもし甘くない環境なら飛びだそう
最後にまとめです!
本記事では障害者雇用枠で働くマインド、甘くない事例と対処法について解説しました。
もしあなたが甘くない環境にいて相談しても改善されない場合は、転職も検討すべきです。
結局現状の環境で働き続けるとうつ病などメンタル不調の原因に繋がります。
転職するのが不安で怖いかもしれません。僕もそうでした。
ただ実際転職活動をしてみると2か月で内定がもらえ、正直新卒カードで就活してたよりもハードルは低かったです。
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